萩藩校明倫館


萩藩校明倫館は享保4年(1719)に5代藩主「毛利吉元」が毛利家家巨の子弟教育のために開いた藩校である。

嘉永2年(1849)に堀内地区から現在地の江向地区に拡大移転した。

敷地内には学舎や水練池、土佐の「坂本龍馬」も剣術修行に来た有備館が現存している。

ここで「吉田松陰」や「楫取素彦(小田村伊之助)」も教鞭を執り、桂小五郎(木戸孝允)らが学んだ。

武士の子である晋作もこの萩藩校明倫館で学んでいたが、その授業に飽き足らず、やがて生涯の師・吉田松陰と出会うことになる。

(記述:槇垰賀之)

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